かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

天馬行空(てんばこうくう)

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f:id:KAERUSAN:20170508155734g:plain 今回は天馬行空(てんばこうくう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20170508155734g:plain 何者にもとらわれず、自由な着想、発想、行動をすること。

 

f:id:KAERUSAN:20170430164406g:plain てんま、とも読むよね。

 

f:id:KAERUSAN:20170430162722g:plain そうですね、読みます。

 

f:id:KAERUSAN:20170430163957g:plain 天馬ってなによ、いかにも自由に空飛びそうだけど、にわとりさんは、だまされませんよ。馬は飛べませんから。

 

f:id:KAERUSAN:20170430165900g:plain 想像上の馬なんです、西洋なら、ペガサスです、中国なら、天帝の乗る、翼の生えた空とぶ馬です。この言葉は中国の言葉ですから、後者ですね。優れた馬をそう呼ぶこともあります。

 

f:id:KAERUSAN:20170430164406g:plain なんでみんな馬を飛ばせたがるんでしょうね、鳥に乗ればいいじゃん。鳥なら、ああ、もう少し大きければ乗れるな、って気がするけど、馬ですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20170430164022g:plain 馬はめちゃめちゃ頭いいですから、馬なら、もし飛べても信頼できますから、鳥はちょっと、怖くないですか。あと、鳥は体重がめちゃくちゃ軽いから飛べるだけですから。

 

f:id:KAERUSAN:20170430164406g:plain あー、馬は頭大きいもんな、たしかに、信頼度は理解出来るわ。

 

f:id:KAERUSAN:20170430163458g:plain 天馬、と言う言葉は「史記」に乗っていますが、この言葉は、後の詩人の言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20170430163458g:plain 出典は、劉廷振の詩でした。