今回は寒山拾得(かんざんじっとく)です。
大変な変わり者のことです。
なんでやねん。
この言葉を、四字熟語で調べると、意味の所に、延々と、寒山(かんざん)と拾得(じっとく)と言う二人の変わり者の説明があります。カンタンに言うと拾得は、お坊さんで、寒山はホームレスです。
ですが、これだと、寒山と拾得の説明にしかなりません。四字でひとつの意味を形成していません。実際に言葉が使われる時は、寒山拾得じゃ、あるまいし、何て感じで、そんな奇人変人じゃないよ、的な使い方をします。
実際に使われる時は、変わり者って意味で使うのか。
まあ、そういうことです。実際にいたかどうかは判りませんが、大変有名な人物ですので、覚えておいても損は無いでしょう。
森鴎外の作品にも「寒山拾得」と言うものもあります。禅画の題材にもなっています。
へー!にわとりさんが知らないだけで有名なんだ!
宋の時代の高僧伝など、様々な所に記載されているのですが、四字熟語の出典となると、明確ではありませんので、出典は不明と致します。
いるか、いないか判らなくても人名だもんね、出典は難しいな。
出典はわかりません。