今回は有頂天外(うちょうてんがい)です。
我を忘れて喜ぶこと。
有頂天になる、って良く言うけど。
その有頂天より更に上、ということで有頂天外なんです。
仏教の言葉で、欲界(よっかい)、色界(しきかい)、無色界(むしきかい)を三界と言います。
その最高の無色界の中でも最高の、非想非非想天(ひそうひひそうてん)のことを、有頂天と言うのです。
じゃあ、有頂天で、すでに最高なんだね。
そうですね。
じゃあ、外、は今風に言えば、超、みたいなもんだね。
そうですね、ただ元々は、この無色界は、欲望も、物欲もなく、我も忘れる世界ですから、喜んで我を忘れる、のとは少し違いますね。
でも、今は、超嬉しい、って意味でいいんでしょ。
そうです、かまいません。
出典はわかりません。