かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

桂林一枝(けいりんのいっし)

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f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 今回は桂林一枝(けいりんのいっし)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 自分自身の成果を謙遜して言う言葉です。転じて高潔な人物を意味します。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 試験に受かったお役人が「桂林一枝(けいりんのいっし)、昆山片玉(こんざんへんぎょく)」自分が試験に合格したのは、桂林の一枝、崑崙山(こんろんさん)の玉のかけらを得たに過ぎません。と謙遜した言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain ちょっと、謙遜しすぎじゃないの?イヤミじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20180129183312g:plain まだまだこんなもんじゃないぞ!こんなの大したこと無い!と言う意味で使うこともありますが、元々は謙遜した言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain この質問をしたのは皇帝ですからね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183155g:plain そりゃあ、こんな小役人になっても仕方ない、じゃなくて、自分なんてまだまだです、ってことだね。命が惜しいよ。

 

f:id:KAERUSAN:20180129183519g:plain ただ、現在では、こんなもんじゃ終わらないぞ!的な意味でも使います。

 

f:id:KAERUSAN:20180130155852g:plain まあ、人間には謙虚さも必要ですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20180129181837g:plain 出典は「晋書」でした。