かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

舌端月旦(ぜったんげったん)

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f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 今回は舌端月旦(ぜったんげったん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 人物を批評することです。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain ぜったんげったん。ちょっと韻、踏んでる。かっこいい。意味は人物を批評すること?

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 後漢時代の中国で月のはじめに人物評をしていた許劭(きょしょう)という人がいまして、それがとても良く的中するので、月旦は月の初め、と言う意味なのですが、そのまま人物評と言う意味になったんです。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain あー月旦、月の初め、ね、年の初めは元旦とか言うもんね。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain 舌端は?

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 舌の先、弁舌、口先の言葉、などと言う意味があります。月旦の批評だったから舌端月旦(ぜったんげったん)となったのでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain まあ、月旦だけじゃ、月の初めになっちゃうからか。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain まあ、有名な言葉ですから、月旦だけで使っても大丈夫ですけどね。その人物評は、三国志で人気の人物、曹操なども気にしていたそうですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212440g:plain おー!曹操も!!そりゃ、すごい!信用できそう!!

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 出典は「海録砕事(かいろくさいし)」でした。