かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

鴉雀無声(あじゃくむせい)

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f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 今回は鴉雀無声(あじゃくむせい)です。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 静まり返っていることです。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain 鴉(からす)の声も、雀(すずめ)の声も無い、って言うことか。ちょっといいな。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 有名な詩人でもある蘇軾(そしょく)の漢詩の言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 使ってみたい気もしますが、実生活ではナカナカタイミングが無さそうですね。

 

f:id:KAERUSAN:20171111152558g:plain ちょっとカッコ付けすぎな気もする。

 

f:id:KAERUSAN:20171111152527g:plain 文章ならいけそうですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20171111152540g:plain そうだね、言うのはちょっと照れちゃう。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain そう言えばカラスってウーロン茶の「烏」じゃないんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212515g:plain カラスは漢字がたくさんあるんですよ、「烏」「鴉」「鵶」「雅」全てカラスです。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212440g:plain 「雅(みやび)」って文字が混ざっているよ!!

 

f:id:KAERUSAN:20171110212515g:plain 元はカラスって意味だったんです。元は鳴き声から「雅」が当てられたそうです。後に偉い人の前で演奏される曲の楽章の名の「夏」と言う字と音が近かったため「雅」という字も通用するようになったそうです。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain その流れで「雅」と言う文字が、宮廷音楽的な所に使われるようになったんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20171110212314g:plain ってことは「雅」は、みやびより、カラスが先なんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain そうです。

 

f:id:KAERUSAN:20171110211621g:plain 出典は 蘇軾の詩「絶句」でした。