今回は禍中有福(かちゅうゆうふく)です。
けっこう良くある言葉でしょ、わざわいの中に、福あり。って意味ですね。禍の中に福あり、福の中に禍あり、って、ことわざだね。
自分が不幸だ、と思ったとき、いやな事があったとき、その中から希望を見つけることは、人生でとても大切なことですね。
とは言っても、いやな事は、いやだね。
例えばですが、いやな事があった時に、いやな事、の対応に慣れていないから、いやな事と、思うのですから、対応の方法を身につければ、成長ですね。福と言えます。
なるかい?そうなるかい?
自然になるのではなく、なるんです。いやな事があったとき、自分に、なにが足りないか、なにを手に入れればいいのか、を良く考える事です。あとから、ふり返れば、あれは、あれで良かった。と思えるものです。
かえるさんとしては、かちゅうに、福あり、と言うより、かちゅうに福を、みつける目を、やしなう。と感じています。
要するに、不幸の中から、意地でも、福を探し出せ、って事だ。
そういう経験をすればするほど、いやだ、と言う感覚は、うすれていきます。似たような言葉はたしかに多いのですが、今回は言葉から直接考えると、いいことばでしょ。
出典は「淮南子」でした。