今回は数車無車(くるまかぞうればくるまなし)です。
車は数えたって車でしょ。
ここで言う車は自動車ではなく機械のことです。しかも、昔の中国の言葉ですから。
それでも、機械は機械でしょ。
例えば、はたおり機、だって、部品を、一つ一つ組み上げたものですよね。
でも、組み上げる前には、はたおり機、ではないですよね。でも、組み上がったトコロから一つ部品を取ったら?
びみょうだな、機能が失われてなければ、はたおり機、かな?
結局、はたおり機は、はたおり機というものがあるのではなく、部品の集まりの組み合わせで出来ているんです。、細かいこと言ってもキリが無い。ってことです。
あはは、なるほどね。
出典は「老子」でした。