かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

千慮一失(せんりょいっしつ)

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f:id:KAERUSAN:20160107070206g:plain 今回は千慮一失(せんりょいっしつ)です。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100110g:plain あー浅慮じゃないんだね、千慮なんだ。慮は、慮る、おもんぱかる。思いをめぐらす。ってことだ。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain そうです、意味は、どんなに頭のいい人でも、アクシデントや、間違いは有ると言うことです。いつも、よくよく考える人でも、ミスはある。と言うことです。中国の漢王朝を築いた劉邦の部下、韓信の言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100110g:plain そうだよね、経済学者とか、意外と当たってないもんね、起こったことは上手に説明するけど、未来のことはいつも当たってないよ。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain まあ、頭が良くても、分からない事もある。ってことですね。でも千慮一失は、たまには見落としもある、ってことです。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain 智者も千慮に一失あり、愚者も千慮に一得あり、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100110g:plain おばかさんでも千慮に一得あり。千個考えて一個じゃ効率悪いな。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain ホントに千じゃなくて、たくさんってことですね。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain 出典は「史記」でした。