今回は一字千金(いちじせんきん)です。
昔の中国の呂不韋(りょふい)と言う人物の言葉です。文章や字が大変優れている、という意味です。
秦の始皇帝の本当のお父さんでしょ。
まあ、そう言われますが、真実は分かりません。そうだと言う話も、違うという話もあります。
呂不韋の書いた呂氏春秋という本の文章があまりに素晴らしいから、一文字でも削れたら一文字につき千金を払う、って言ったんだよね。意地でもケチつけりゃいいのに。
むしろ、文章と言うより、誰も逆らえない権力を見せ付けたんじゃないですかね。
ああ、そうか、あぶない、あぶない。にわとりさん当時の人だったら捕まってたわ。
当時だったらそうでしょうね。
出典は「史記」でした。