かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

他力本願(たりきほんがん)

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f:id:KAERUSAN:20160411151358g:plain 今回は他力本願(たりきほんがん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151445g:plain いいことばだ~。にわとりさんこの言葉好きだわ。他人の力頼み。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151358g:plain 今では、その意味で使われていますが、本来は仏教用語で、仏様に全てお任せする。仏様の力を、他力って言ってるわけです。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151445g:plain じゃあ、なんで仏教徒は修行するのさ。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151358g:plain 自力救済(じりききゅうさい)タイプもいるんです。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151445g:plain 仏様に任せたほうが、ラクじゃん。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151358g:plain 自分でやったほうが手っ取り早いでしょ。信じるのも簡単とは言い切れませんね。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151445g:plain 仏様に任せるってことは、お任せするってことか、自分でやったほうが安心とも言えなくも無いけど、もう、めんどくさいのかな。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151358g:plain もうめんどくさいから、何もしない。と言うのではなくて、昔は、飢え死にしたり、理不尽な死に方も多く、いつか救ってくれる。って信じたかったわけですよ。

 

f:id:KAERUSAN:20170106202709g:plain 今では、他力本願(たりきほんがん)は、自分で何もしないで他人任せなこと、という意味が強いですが、本来の意味が無くなったわけではありません。

 

f:id:KAERUSAN:20160411151358g:plain 出典は「教行信証」でした。