今回は一了百了(いちりょうひょくりょう)です。
ものごとの本質がひとつ判れば、他のことも理解できるので、すべてが解決する、ということです。
どういうこと?
例えば悩みごとがたくさんあっても「問題の解決方法」をひとつ知ることで冷静に問題を解決するノウハウを学べるので、他の悩みにも対応できるようなイメージです。
そんなに上手く行くかね。
問題の本質を見抜く、要点をつかむ、など知恵の使い方、伸ばし方が大切、という意味も含んでいますね。
ひとつ判れば他も判る、か。
この言葉の元になったのは「朱子語類」ですが「一了百了(いちりょうひょくりょう)」という言葉は「伝習録」に出ています。
出典は「伝習録」でした。