かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

一挙一動(いっきょいちどう)

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f:id:KAERUSAN:20170511181153g:plain 今回は一挙一動(いっきょいちどう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20170511181153g:plain わずかな動作、ひとつひとつの動作、のこと。

 

f:id:KAERUSAN:20170511182842g:plain 一挙一動(いっきょいちどう)に、いちいち注意しやがって、みたいな感じかな。

 

f:id:KAERUSAN:20170511181848g:plain 元の言葉もそんな意味で使われています。中国の宋の時代の皇帝、徽宗(きそう)が言った言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20170511182842g:plain 古典文学「水滸伝」で有名な、ダメ皇帝、徽宗だね。実在するんだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20170511181848g:plain そうです、このエピソードは水滸伝ではなく実際の話です。好き勝手やって遊んでいたのですが、部下が文句言ってるみたいだ、これがバレたら自分は一挙一動自由に出来なくなるな、と、部下の高俅(こうきゅう)に愚痴ったのです。

 

f:id:KAERUSAN:20170511181804g:plain お、高俅(こうきゅう)水滸伝NO1の悪者だね。有名だ。

 

f:id:KAERUSAN:20170511181153g:plain そうですね、でも実際の高俅の「水滸伝」での悪っぷりはかなり誇張されているようです。

 

f:id:KAERUSAN:20170511181153g:plain 出典は水滸伝ではなく、「宣和遺事」でした。