かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

上九 天山遯 易経 十二消長卦

上九 天山遯

 今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。

 

 今回は「上九 天山遯 易経 十二消長卦」です。

上九 天山遯

 卦辞は「遯 亨 小利貞」とんはとおる しょうただしきによろし。

 

 上爻は「肥遯 无不利」ゆたかにのがる よろしからざるなし。

 

 「肥」ですからね「こえる」要するに、育つイメージがあるのです。

 

 豊かに肥え太ることで、他者と離れる、隔絶される、ってこと?

 

 そうも言えますね、次は「十二消長卦」では「天地否」ですからね。

 

 「乙女座」と対応する「八月」、「二十四節気」だと「処暑」「白露」の「天地否」だね。

 

 「乙女座」ってことは修行にこもるってこと?

 

 そうですね、もう自分の道を、自分を信じているのです。「獅子座」が終わっていきますからね。

 

 「天山遯」は普通の人から離れる、逃れるイメージにもなるんだね。

 

 そうです、それが「陰位」に「陽」の「肥遯 无不利」ゆたかにのがる よろしからざるなし、なのです。

 

 とっても強い決意なんだね。

 

 そして「天山遯 上爻」は変爻すると「澤山咸 上爻」です、「咸其輔頰舌」そのほきょうぜつにかんず。口の周りに感じる、ということですが、軽口は良くない、という意味と「口」は食べる所なので「成長」の意味もあります。

 

 さらなる成長を欲している意味にもなるのか。

 

 そういうことです。

 

 

過去の習字をはてなフォトライフにアップしました☆よろしければごらん下さい☆

f:id:KAERUSAN:20190430201259g:plainはてなフォトライフ

 

 

易経 十二消長卦 

 

易経 六十四卦卦辞

 

 

易経三百八十四爻

 

星占いらぼらとりー