かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

九二 天風姤 易経 十二消長卦

九二 天風姤

 今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。

 

 今回は「九二 天風姤 易経 十二消長卦」です。

九二 天風姤

 卦辞は「女壯 勿用取女」じょさかんなり じょをめとるにもちいるなかれ。

 

 爻辞は「包有魚 无咎 不利賓」です。つつみにうおあり とがなし ひんによろしからず。

 

 「魚」はあるけど、大事なお客さんに出しちゃいけないんだね。

 

 そうです、「十二消長卦」的に考えれば「種まき」をした「乾為天」から間もないので、まだお客様に出せるレベルにはなっていない、ということです。

 

 なるほど、「二十四節気」で言えば「夏至」「小暑」のイメージ、星占いでいうと「蟹座」に対応するんだね。「蟹座」と言えばじっくり成長して全体につながっていくイメージだから、「これから成長するぞ」って感じだね。

 

 そういうことです。そして「二爻」を変爻すると「十二消長卦」で「天山遯」と対応します。要するに「天風姤 二爻」でしっかり頑張ることで「天山遯 二爻」になるのです。

 

 「天山遯 二爻」は「執之用黃牛之革 莫之勝說」これをとるにこうぎゅうのかわをもちう これをとくにたうるなし。要するにしっかりと結果を出すべく頑張る感じです。

 

 「天山遯」は「天風姤」の次だから「獅子座」と対応するのか。

 

 でも、「天山遯」は最後去って行っちゃうんじゃない?

 

 「獅子座」は最後には「乙女座」に向かって行って、こもって高めるイメージです。「乙女座」は「天地否」と対応します。

 

 「処暑」「白露」か、なるほど、しっかり季節と状況が一致しながらストーリーが流れていくんだね。

 

 

過去の習字をはてなフォトライフにアップしました☆よろしければごらん下さい☆

f:id:KAERUSAN:20190430201259g:plainはてなフォトライフ

 

 

易経 十二消長卦 

 

易経 六十四卦卦辞

 

 

易経三百八十四爻

 

星占いらぼらとりー