かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)

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f:id:KAERUSAN:20191004012427g:plain 今回は九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20191004012507g:plain 取るに足りないような小さなこと、量のことを言います。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010727g:plain 九匹の牛の一本の毛ってこと?

 

f:id:KAERUSAN:20191004010950g:plain そうです。

 

f:id:KAERUSAN:20191003235517g:plain 本当にどうでも良いね。

 

f:id:KAERUSAN:20191003235850g:plain 罰せられて落ちぶれた司馬遷(しばせん)が自分のことなど誰も気にかけない、というような感じで使っています。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010727g:plain あらまー。

 

f:id:KAERUSAN:20191003234940g:plain と言う訳で司馬遷の手紙の「報任少卿書」に 九牛亡一毛 とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20191003234332g:plain 「漢書」や「文選」に出ています。

 

f:id:KAERUSAN:20191003235850g:plain ちなみに 唐の王維の「與魏居士書」には 如九牛一毛耳 とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20191003234206g:plain こういう出典はどうするのが正しいのかね。

 

f:id:KAERUSAN:20191003233259g:plain 正に九牛一毛ですよね。