
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「乾為天 用九 象伝」です。

用九は「見羣龍无首 吉」ぐんりゅうかしらなきをみる、きち。です。
象伝では「用九 天德不可為首也」ようきゅうはてんとくはかしらたるべからざるなり。
天の徳は無意識で自然に行うことが宜しい、と言う意味と、一人のリーダーに任せれば必ず淀む時が来る、と言うような読み方など様々な読み方が出来ます。
様々じゃ、占う時に困るじゃん。
本質を掴んで様々な質問と状況に対し的確に鑑定することが占いの技術力であって、少ないキーワードを当てはめて占うのは占い師の占いではありません。
プロっぽくない、ってことか。
占い師は本質をしっかり学び、自分を知り、適切なアドバイスが出来るためには、自分の価値観を知って、それは自分の価値観であって、相手の行く道と一致しない、と言うことを最初に学ばないといけません。
要するに、簡単に人の上に立ってはいけないのです。
用九っぽいね。
「乾為天」は「十二消長卦」では「双子座」と対応します、まさに自分の「無意識」そのもので、本当に必要なことに向かおうとする星座ですし、他の人をその人の行くべきところに導く星座でもあります。
だから、リーダーや権力ではなく、自然にみんなが無意識に従うのが全体には一番良いってことなんだね。
それが全ての易の「陽」の意味なのです。
易の本当にやりたいこと、って「陽」なんだ、だから「陽」が偉くて、強いのか。
でも人はそれだけでは生きて行けないし、成長できません、ですから「陰」とのバランスが重要なのです。
だから「陽位」と「陰位」は交互にあるのか。
そういうことです。





