今回は事実無根(じじつむこん)です。
事実ではないこと、事実と考える根拠がないこと。
ん?!ちょっとひっかがるね。これ意味が違うかな。
その通りです、事実ではない、と事実と考える根拠が無いのは違いますね。
根拠がわからなくても事実は事実だよね。
そうです、説明は全くつかないけど事実と言うことはありますね。科学などでは良く見かけます。
でも、事実じゃないことは、事実じゃないよね。
こんなに意味が違うのに、一つの言葉の説明として問題じゃないの?
そうなんです、でも、調べてみると、何の解説も無く併記しているものは良く見かけます。
事実と認められる根拠が無い、即ち、事実ではない、と言う形で使われるのが普通のようです。
根拠が無いから、ウソだ!ホントだと言うのなら根拠を示してみろ!と言うような使い方としての、事実無根って言葉なんだ。
もちろん、ウソを付いていても事実無根である、と言う主張はするでしょうね。暗に無実は証明できないけど、だったら有罪である証明をしなさい、と言う形の使い方もありますね。
それは正しいの?
形としては、正しいですね、無実である証明は完全には難しいですが、有罪であれば証拠を探すことが出来ますから。
いわゆる「悪魔の証明」だ、世界中探して悪魔はいない、と言っても、宇宙にいる、とか、別の次元にいると言われれば証明のしようが無い、いない証明は不可能だけど、いる証明は捕まえてくればいいんだ。
見えないから捕まえられない!って言ったら?
見えないのに何でいると思うの?って聞きますかね。どんな現象をもっていると考えるの?って、でも、その人が、いるって言うんだから、その人にとっては、いるってことでいいんじゃないですか。
時間の無駄ってこと?
出典はわかりません。