かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

以升量石(いしょうりょうこく)

f:id:KAERUSAN:20200727173156j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20200307235526g:plain 今回は以升量石(いしょうりょうこく)です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 升(単位)で石(単位)を量ることは出来ない、ということから、浅はかな人には心の深い人の気持ちは量れない、という意味です。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231453g:plain 10升で1斗、10斗で一石、ですから単位が違いすぎますよね。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234404g:plain 何とかして升で量りたいものだけど。

 

f:id:KAERUSAN:20200307194305g:plainf:id:KAERUSAN:20200310162614g:plainえ!そこですか。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231234g:plain 心が狭くても頑張れば何となく判るぞ、みたいな。

 

f:id:KAERUSAN:20200307201121g:plain まあ、実際には量れなくても困らないけどね。

 

f:id:KAERUSAN:20200307195607g:plain こういうことを言う人の側にも問題はある、「自分はすごいから、あの人には判らない」という考え自体が心が広くないでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231453g:plain たしかに。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain 人の気持ちや心を上下で量ろうとする考え自体に「自分が正しい」という考えがもとにあるんだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200157g:plain 上下じゃなくて「違い」ということですな。

 

f:id:KAERUSAN:20200307231234g:plain にわとりさんはそう思うのよ。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 無理に理解しようとするでもなく、させようとするでもなく、スケール違いだから諦める、という姿勢も結果論的には良いこともありますよね。

 

f:id:KAERUSAN:20200307200433g:plain なるほど、その使い方か、ムダにぶつかり合わないためか。

 

f:id:KAERUSAN:20200307234839g:plain 出典は「淮南子」でした。