今回は八功徳水(はっくどくすい)です。
極楽浄土の素晴しい水のことです。澄んでいてキレイ、冷たい、甘くて美味しい、軽く軟(やわ)らかい、潤いがあり、安らぎ和す、悪臭がせず、害をなさない。などです、他にも色々な説があります。
極楽浄土の水がどうしたって言うのさ!自慢してー。地上の水だって害なんかなさんわ。美味しいわ。
お、イイ線いってますよ。この言葉には色々な意味があって、タダの水を素晴しいと思える人は、今居る場所を極楽浄土の様に思える、と言う解釈もあるんです。
自慢じゃなくて、ありふれたものでも素晴しいモノだと思う気持ちが、極楽浄土を生む、ってことか!
そうそう、そういうことよ!感謝の気持ちよ!
もう1つには人間の心がけを言っている、とも言われます。澄んでいてキレイ、熱くなりすぎず冷静で居ること、水の美味しさは飲むモノの感じ方ですね、人工的な味の付いたものしか美味しいと思えないのは良くない、軟らかく柔軟に、心に余裕潤いを持つ、安らぎと和す気持ち、悪い所を取り除く、悪事をしない。
なるほどね。
でも、砂漠に住んでいる人は水は超ありがたいと思うよ、でも全然極楽じゃないと思うよ。
だいたいさ、地球上の水は飲料として使える水はほとんど無いじゃん、いっぱい有るように見えるけど海水なんて飲んだら体壊すよ。ありがたいよ。
全くおっしゃるとおりですが、意図は判って頂けたでしょうか。
何が良いのかは、もう忘れたけど意図は判った。
出典は「阿弥陀経」でした。