かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

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六三 坤為地 易経 十二消長卦

六三 坤為地

 今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。

 

 今回は「六三 坤為地 易経 十二消長卦」です。

六三 坤為地

 坤為地の卦辞は「元亨 利牝馬之貞 君子有攸往 先迷後得主 利西南得朋東北喪朋 安貞吉」おおいにとおる ひんばのていによろし くんしゆくところあり さきんずればまよい おくれればぬしをえる せいなんにともをうるによろし とうほくにともをうしなうも ていにやすんずればきち。

 

 三爻は「含章可貞 或従王事 无成有終」あやをふくみてていにすべし あるいはおうじにしたがいてなすことなくしておわりなし。です。

 

 自分の目標をしっかり心に包んで、しっかり従事する、そしてただその任務を完成することだけに勤しむのが良い、と言っています。

 

 評価とかじゃなくて自分のやるべきことをひたすらやる感じだね。

 

 象徴的には「王事」と言っているので「無意識の願望」に従う意味もあります。

 

 そう聞くと「射手座」っぽいな。

 

 そうです、「十二消長卦」では「坤為地」は「十一月」に対応し「二十四節気」では「小雪」「大雪」に当たりますので「西洋占星術」では「射手座」に当たります。

 

 

 厳しい冬を越えるために「坤為地」でしっかり力を付けることが大切ですね。

 

 「坤為地 三爻」は変爻すると「地山謙 三爻」になります。「地山謙 三爻」は「勞謙 君子有終 吉」ろうけん くんしゆうしゅう きち、です。

 

 しっかり頑張っても謙虚でいること、上を目指し、奢らないこと、そして君子としての道を守れれば吉、ということですね。

 

 そんなの「吉」じゃなきゃ切れるよ。

 

 だから「射手座」「坤為地」は本当にやりたいことを選ばないと出来ません、自らやりたいと思えることが重要です。

 

 なるほど、君子になりたければ自分が納得したことを突き詰めるべきなのか。

 

 

過去の習字をはてなフォトライフにアップしました☆よろしければごらん下さい☆

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易経 十二消長卦 

 

易経 六十四卦卦辞

 

 

易経三百八十四爻

 

星占いらぼらとりー