今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。
今回は「六四 地天泰 易経 十二消長卦」です。
「地天泰」の「卦辞」は「小往 大来 吉亨」しょうゆき だいきたる きちとおる。です。
四爻の「卦辞」は「翩翩 不富以其鄰 不戒以孚」へんへんとまず そのとなりをもってす いましめずして もってまことあり。
蝶々が下に向かって飛んでいきます、そして隣は同じ「上卦」の六五、上六のことです。
え、そうなんだ。
「地天泰」は二月と対応し「二十四節気」では「雨水」「啓蟄」に対応し「十二星座」要するに「星占い」では「魚座」と対応します。
「地天泰」は天下泰平のイメージです、要するに何かをする前のイメージです。
あ、そういうことなんだ。
ですから、しっかり初心を忘れず、思い出す、そして自分の思いを確認しながら進もうと言うことです、ですから「上卦」が下を見に行っているのです。そして同時に謙虚さも現れますね。
なるほど。
そして「地天泰 四爻」を変爻すると「雷天大壮 四爻」になります。「雷天大壮 四爻」は「貞吉 悔亡 藩決不羸 壯于大輿之輹」ていきち くいほろぶ まがきひらけてからまず たいよのふくにそうなり。
「雷天大壮」は自分の気持ちに従って進むイメージですから、自分の気持ち、本心、憧れを大切にして進めば車は順調に進むことが出来るでしょう。
なるほどね、自分の気持ちを固めてるんだね。
