かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

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六四 坤為地 易経 十二消長卦

六四 坤為地

 今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。

 

 今回は「六四 坤為地 易経 十二消長卦」です。

六四 坤為地

 坤為地の卦辞は「元亨 利牝馬之貞 君子有攸往 先迷後得主 利西南得朋東北喪朋 安貞吉」おおいにとおる ひんばのていによろし くんしゆくところあり さきんずればまよい おくれればぬしをえる せいなんにともをうるによろし とうほくにともをうしなうも ていにやすんずればきち。

 

 四爻は「括嚢 无咎无譽」のうをくくる、とがもなくほまれもない。です。

 

 「袋の口」をしっかり縛る、ということです、余計なことを言うな、余計なことをするな、大切なことは内に秘めること、を言っています。そうであれば無事を保てる、ということです。

 

 「坤為地」は地味だよね。

 

 まあ、人生ってそういうものでしょ。

 

 「十二消長卦」では「坤為地」は「十一月」に対応し「二十四節気」では「小雪」「大雪」に当たりますので「西洋占星術」では「射手座」に当たります。

 

 「射手座」は自分の技術、知識を高めるイメージですからね。

 

 

 星座で言えば「十二月」に対応した「地雷復」は星座では「山羊座」と対応しますから「社会に出る寸前」のようなイメージです。

 

 自分を高める時なんだね。

 

 しかも「四爻」ですから、「上卦」に来て新しい展開だからこそ慎重さが必要です。それに「坤為地」は一切比していませんし応じてもいませんからね。

 

 「坤為地 四爻」は変爻すると「雷地豫 四爻」です。「雷地豫 四爻は「由豫 大有得 勿疑 朋盍簪」ゆうよ おおいにうるあり うたがうなかれ ともあいあつまる。

 

 力強さもありますが、あまりに力を持ってしまった「四爻」は問題を起こしやすいですから、慎重にしろ、ということもあって「坤為地 四爻」は「袋の口」をしっかりくくっておく必要がありのです。

 

 なるほどね。

 

 

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易経 十二消長卦 

 

易経 六十四卦卦辞

 

 

易経三百八十四爻

 

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