今回は冠履顚倒(かんりてんとう)です。
物ごとの価値や、地位などが上下覆ることです。
かんりてんとう?
履(くつ)をかぶり、冠を足に履(は)く、と言う意味です。
え、履(くつ)は、まあかぶれば、かぶれるけど、冠が1個なのはきつくない?
え、チャレンジしちゃいます?やめた方がいいですよ、「逆だ」って言いたいだけですから。
あ、しなくていいんだ。
同じ意味で「冠履倒易(かんりとうえき)」と言う同じ意味の言葉もあります。
あ、やっぱり冠履逆だと倒れちゃうの?
この「倒」は、逆さま、と言う意味です。
あ、「倒」って逆さま、って意味もあるんだ。
あるんです。
「冠履倒易(かんりとうえき)」は、順序が逆さまになりやすい、要するに乱れている、と言うことですね。
逆さまになっている、から、きちんとしていない、ダメな状態、と言う意味か。「冠履顚倒(かんりてんとう)」も、どっちも同じ意味なんだね。
同じ意味です。