今回は冷戦体制(れいせんたいせい)です。
第二次世界大戦後から1989年まで続いた、アメリカを中心とした資本主義の西側陣営とソビエト連邦を中心とした社会主義の東側陣営による対立した体制のことです。
実際には戦わなかったけど、軍備の拡張競争や、アメリカ、ソビエトの代理戦争などがしょっちゅう起こっていたね。
そうですね、1962年のキューバ危機などでは、ソビエトがキューバに核兵器を持ち込もうとしてアメリカとの核戦争になる寸前でしたね。
中東や朝鮮半島、アフガニスタン、ベトナムなどでも戦争してたよ。
最後の方は、仲良くなりそうな雰囲気もあったけど、1989年に何が起こったの?
冷戦の象徴とも言える、東西ドイツを隔てていた「ベルリンの壁」が壊されて、ソビエトのミハイル・ゴルバチョフとアメリカのジョージ・H・W・ブッシュによって冷戦の終結が宣言されました。
しかし、そのころから、ソビエト連邦から独立する国が続出して、1991年にはボリス・エリツィンがソビエト連邦の中の「ロシアソビエト社会主義連邦共和国」の大統領になり「ロシア共和国」を「ソビエト連邦」から独立させ、その後も独立の動きは止まらず。
1991年の12月25日に「独立国家共同体(CIS)」が結成されソビエト連邦は消滅しました。「ベロヴェーシの陰謀」と言われています。
みんなソビエト連邦から抜けていったんだね。
そうですね、このブログのカテゴリーでは「歴史」と「教養」に分類しましたが、つい最近のイメージなので「歴史」は迷いました。
「歴史」でいいんじゃない。
かえるさんの使っている地図には「西ドイツ」「東ドイツ」「ソビエト連邦」がありますからね。
それは使いにくいね。