かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

刺胞動物(しほうどうぶつ)

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f:id:KAERUSAN:20181024170350g:plain 今回は刺胞動物(しほうどうぶつ)です。

 

f:id:KAERUSAN:20181024170350g:plain クラゲなど、刺胞(しほう)動物門に属する動物のことです。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171021g:plain 判りにくすぎるでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171116g:plain ほとんどが水中に住んでいます、そして触手に「刺胞(しほう)」と言う毒液を注入する針があることからそう呼ばれます。

 

f:id:KAERUSAN:20181024170658g:plain クラゲはその中の一種だね。

 

f:id:KAERUSAN:20181024172138g:plain そうです、でも「クシクラゲ」のような「刺胞(しほう)」の無い「有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)」は含みません。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171021g:plain クシクラゲは、本当はクラゲじゃないんだよね。まぎらわしい。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171021g:plain 昔は一緒だったんでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171116g:plain そうです。昔は、有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)と刺胞動物(しほうどうぶつ)をあわせて腔腸(こうちょう)動物門と考えられていましたが、現在では分けて考えるのが主流です。

 

f:id:KAERUSAN:20181024173012g:plain しょうがないと思うけどさ、良く判らないなら分けなくていいんじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20181024172320g:plain それは、我々一般の人はクラゲだろうが、クラゲじゃなかろうが、困りませんが真剣に研究している人たちは、出来る限りしっかり分けることが大切なんです。

 

f:id:KAERUSAN:20181024172235g:plain そうなの?

 

f:id:KAERUSAN:20181024171116g:plain 歴史だって、織田信長が今川義元を倒した「桶狭間の戦い」どこで戦ったか良く判らないから、無かったことにしましょう、とはならないでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171021g:plain え!そうなの?

 

f:id:KAERUSAN:20181024172138g:plain どこでどんな戦いをしたか良く判らない、と言うのが本当の所だそうです。

 

f:id:KAERUSAN:20181024172535g:plain 動物も生態や、環境からどういう影響を受けているか、などを研究するにしても性質をきちんと調べることは意味のあることなんです。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171218g:plain 良く判らないからこそ、しっかり追求する必要があるってこと?

 

f:id:KAERUSAN:20181024171116g:plain そうです、そう言う中に間違いや変更があるのは仕方の無いことなんです。むしろ1回決めたから、間違っていてもそのままにするよりよっぽど良いわけです。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171021g:plain でも、にわとりさんは、もう今日教わったことは全部忘れちゃってるよ。

 

f:id:KAERUSAN:20181024172138g:plain 今日は、刺さないクラゲもいる、けど、本当はクラゲじゃない、って覚えて帰って下さい。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171218g:plain あー、クラゲ食べたい。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171116g:plain エチゼンクラゲですか、けっこう美味しいですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20181024171021g:plain あ、あれエチゼンクラゲなの?大量発生とか問題なってたじゃん、全部食べちゃえばいいじゃない!

 

f:id:KAERUSAN:20181024172320g:plain あれは一匹100キロ位ありますから輸送も大変なんですよ、しかもほとんど水ですから、調理する時は干しちゃうから、ちょっぴりになっちゃうんです。

 

f:id:KAERUSAN:20181024172732g:plain そうなんだ、世の中上手く行かないね。