かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

地天泰 二爻 象伝 周易 象伝

地天泰 二爻 象伝

 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。

 

 今回は「地天泰 二爻 象伝」です。

地天泰 二爻 象伝

 二爻は「包荒 用馮河 不遐遺 朋亡 得尚于中行」こうをかぬ ひょうがをもちう かいせず ともほろぶれば ちゅうこうにあうことをう。

 

 象伝では「象曰 包荒 得尚于中行 以光大也」しょういわく こうをかぬ ちゅうこうにかなうをうるは こうだいなるをもってなり。

 

 どういうこと?

 

 さまざまなひとを包み込み、川を渡る果敢さをもち、私利私欲だけのともをすれることが出来れば、それは中の道にかなっていると言えるでしょう。それは徳が光大である、と言えるでしょう、ということです。

 

 それめっちゃ難しいじゃん。

 

 でも、自分の道を行くとはそういうことですよ。

 

 こうすれば正しい、あれは間違えている、言葉で言うのは簡単ですが、よく考えれば状況によります、しっかり考える、今の自分に何が必要か理解する、これは簡単ではなく、人生で常に考えることで磨かれる哲学です。

 

 本当はこうだ、これが正しい、これが間違えている、などという押し付けを鵜呑みにしてはいけません。

 

 「中」って難しいね。

過去の習字をはてなフォトライフにアップしました☆よろしければごらん下さい☆

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 周易 象伝

 

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