かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

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卦辞 地天泰 易経 十二消長卦

地天泰 卦辞

 今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。

 

 今回は「地天泰 卦辞 易経 十二消長卦」です。

地天泰 卦辞

 「地天泰」の「卦辞」は「泰 小往 大来 吉亨」しょうゆき だいきたる きちとおる。です。

 

 「十二消長卦」では「地澤臨」の続きが「地天泰」です。

 

 「地天泰」は二月と対応し「二十四節気」では「雨水」「啓蟄」に対応し「十二星座」要するに「星占い」では「魚座」と対応します。

 

 「雨水」は雪が雨に変わるころ、春の訪れであり「啓蟄」は動物や虫たちが動き出すイメージです。

 

 「地澤臨」では上卦が結果重視の「坤」そして、下卦は気持ち、感情の「兌」でした、自分の気持ちを実行していくイメージです。

 

 「地澤臨」は「水瓶座」のイメージであり、することをして、不満を解消し、リセットするイメージです。

 

 だからこそ、自分の気持ちを実行したんだね。

 

 その意味で「地天泰」は「魚座的」で、自分の憧れ、を醸成し、癒しの期間でもあります。

 

 「憧れ」を見つけてこれからやるぞ、って感じだね。

 

 そうです、上卦は「坤」のままですが、下卦が「乾(天)」ですから、自らの天、無意識を心に抱くわけです。

 

 そしてその次の「雷天大壮」では上卦が「震(動)」、下卦が「乾(天)」となります。

 

 本当に動き出すイメージは「雷天大壮」要するに最初の星座「牡羊座」なんだね。

 

 そして卦辞は「小往 大来 吉亨」しょうゆき だいきたる きちとおる。ですから、小さなものが去り、大きなものが来る、正に、結果重視の「坤」が去り、自分の気持ちに向かい合う「乾」が来ます、それにしっかり向かって行けば天に思いは届く、と言うことですね。

 

 「地天泰」の上爻では、城が崩れ去り、新たな始まりとなります。それは今までのしがらみが消えたとも言えますし、厳しい現実と向かい合って行く今後を予感させます。

 

 なるほどね。

 

 

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