
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「地山謙 二爻 象伝」です。

二爻は「鳴謙 貞吉」めいけん ていきち。
象伝では「象曰 鳴謙貞吉 中心得也」しょういわく めいけんす ていにしてきちとは ちゅうしんよりえたればなり。
「地山謙 二爻」は「地山謙」唯一の「陽」である「三爻」に比しています。
そして「二爻」ですから「中」を得ています。
「鳴謙」って?
鳴き声、と考えれば「眼に見えないけど聞こえる」と言うことですね。
なるほど、謙虚な「地山謙」って感じだね。
ですから「貞吉」ですから要するにしっかり謙虚にしていれば「吉」と言うことです。
なるほど、しっかり謙虚に努力していれば見えなくても聞こえるってことか。





