
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「地火明夷 五爻 象伝」です。

五爻は「箕子之明夷 利貞」きしのめいい ていによろし。
象伝では「象曰 箕子之貞 明不可息也」しょういわく きしのてい めいやむべからざるなり。
「箕子」って人が悪い王様の部下だったから王様をしっかり注意したら自分の命が危なくなったんだよね。それからは王様を注意しなくなったけど「箕子」の正しい気持ちは消えなかったってことだね。
そうですね、殷の紂王の部下だったんですが、殷が滅びた後に周の人たちに様々人民のためになるアドバイスをしたと言われています。
その意味で「箕子」の態度は辛い時期である「地火明夷」を乗り越える意味でも正しいし、責任ある態度であるということです。
明るさ、賢さを隠す、ということだね。
「地火明夷 五爻」は比しても応じてもいません。さらに「陽位に陰」で位が不正です。しかし「五爻ですから「中」を得ている(五爻と二爻は常にバランスとるイメージ)」なので、力が足りない時期でもしっかり謙虚さを保ちバランスをとって、その時にできることをしっかり行うイメージです。
なるほど。
