
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「坎為水 上爻 象伝」です。

上爻は「係用徽纏 寘于叢棘 三歲不得 凶」つなぐにきぼくをもちう そうぎょくにおく さんさいえず きょう。
象伝では「上六失道 凶三歲也」じょうりくのみちをうしなうは きょうなることさんさいなるなり。
「坎為水 上爻」は「位正しい」のに三年苦しむの?
頑張ることを苦しい、と思う人にはそういうことになります。そして頑張る前に結果を欲しがる人間には三年間頑張ることは難しいでしょう、そういう人は永久に苦しむとも言えますね。
「坎為水 上爻」を道を外れたから三年苦しむ、と言う解説をよく見るのですが、たったの三年頑張れないで苦しいとか言うんであれば、道が正しければ全く苦しまない、で全てを成せるということなのか、と考えることも出来ます。
しかし「能動的な能力向上」を「道が正しい」とするならば、全くその通りでしょう。苦しまずに修行、学習に取り組むことは可能でしょう。
道を外れて三年苦しむ、に関しても色々な解釈があるんだね。
「凶」と言う言葉はとても難しい哲学的な意味を持つ言葉なのです。





