
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「天火同人 象伝」です。

卦辞は「同人于野 亨 利渉大川 利君子貞」ひとにおなじゅうするにのにおいてす とおる たいせんをわたるによろし くんしのていによろし。
象伝では「象曰 天與火 同人 君子以類族辨物」しょういわく てんとひとはどうじんなり くんしもってるいぞくもてものをべんず。
上に「乾」下に「離」があるのが同人、「天」と「火」はともに上昇するイメージでそれが合わさります、君子はそのイメージで同族とそうでない部外者を分ける、ということです。
一致して仲良くする感じだ。
ひとつ前の「天地否」での塞がりが終わって、みんなとつながるのです。
なるほど、六十四卦はみんなつながっているんだね。





