
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「天雷无妄 象伝」です。

卦辞は「无妄 元亨利貞 其匪正有眚 不利有攸往」むぼうはおおいにとおりていによろし それせいにあらざるときはわざわいあり ゆくところあるによろしからず。
象伝では「象曰 天下雷行 物與无妄 先王以茂對時 育萬物」しょういわく てんのしたにらいゆき ものごとにむぼうをあたう せんのうもってさかんにときにたいし ばんぶつをいくす。
「天雷无妄」は「妄みだら」さ無し、ですから、よこしまな気持ちなく、ということですが、天から雷が落ちる、「上卦」が「乾(天:父)」「下卦」が「震(雷、長男)」ですから、父の意思を次いで長男が使命を果たす、そんなイメージが自然、天が世界を作る、そんなイメージと重ねていると言えますね。
そこには「妄」さは一切ないわけです。
自然には「妄」さは無い、そんな気持ちが大切なことを言っているんだね。
そうです、正に使命に向かうイメージです。先王は、古代の王のことで、古代の王はそういう自然の力のように人々を治め、万物を育成した、と言っているのです。
なるほどね。





