今回は寂滅為楽(じゃくめついらく)です。
悟りの境地に至ってこそ本当の「楽」を得られる、ということ、です。
悟りって言うのが良く判らないんだよね。
まあ、悟らなくても日常を幸せだと思い、人に感謝する気持ちをもって楽しいな、と思って生きることは可能ですよね。
まあ、ある意味それが悟りなのかな。
純粋に同じではないようですよ、思考のパターンの特殊性を得るイメージです。
どういうこと?
認識が変化して、情報の入り口も出口も変化するようなイメージ、と言えば近いかもしれません。
どうやったらなるの?
まあ、そのための修行なのでしょう、人間の思考の仕組みを研究することでも似たような状況になることは可能なのでしょう。
ただ、「悩みたくないから悟りたい」という心境でたどり着くのは難しいでしょう。
日常の悩みから解放され、その悩みが無いことを寂しく昔を懐かしむ気持ちを越えて平安を得る、というイメージが近いかな、と思います。
「寂滅(じゃくめつ)」って?
煩悩を滅することです。その果てにある「楽」ということですね。
この「楽」は普通に思う「楽」とはちょっと違うかもしれません。
ただ楽しい、って言うのとは違うのか。
湧き上がるものと消えゆくものが亡くなるイメージです。
出典は「涅槃経」でした。