かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

屋梁落月(おくりょうらくげつ)

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f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain 今回は屋梁落月(おくりょうらくげつ)です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain 友人を心配する気持ちを表した言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204151327g:plain えー、屋梁落月(おくりょうらくげつ)だけで、友人を心配してるの?

 

f:id:KAERUSAN:20190204151327g:plain 落ちる月が梁(はり)を照らしてる、的な意味でしょ?

 

f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain そうです、でも、友人を心配する詩の一部なんです。

 

f:id:KAERUSAN:20190204150749g:plain あ、そうなんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20190204151446g:plain 詩人の李白(りはく)が流罪になったのを心配する杜甫(とほ)が歌った詩です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204152206g:plain 夢に出てきた李白(りはく)を心配した杜甫(とほ)が書いた詩で、簡単に言うと、

 

f:id:KAERUSAN:20190204185636g:plain 君は遠くにいるはずなのに、どうやってここに来たんだろう、

 

f:id:KAERUSAN:20190204185636g:plain 月明かりが梁を照らしているが、まさに君の顔を照らしているようだ、

 

f:id:KAERUSAN:20190204155318g:plain って感じの詩です。

 

f:id:KAERUSAN:20190204162137g:plain かえるさんは詩の才能が無いから全く伝わらないけど、とにかく友人を思う詩なんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20190205140436g:plain そうです。

 

f:id:KAERUSAN:20190204145044g:plain 出典は杜甫(とほ)の詩で「夢李白」でした。