
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「山地剥 初爻 象伝」です。

初爻は「剝牀以足 蔑貞 凶」しょうをはくするにあしをもってす ていをほろぼす きょう、です。
象伝では「象曰 剝床以足 以滅下也」しょういわく しょうをはくするにあしをもってすとは しもをほろぼすをもってなり。
「山地剥 初爻」は「陽位に陰」比せず、応ぜず、です。
どことも繋がっていない感じだ。さらに力強くない感じだね。
それで、下の方から、滅びていく、というイメージなのですが、それは物質的な意味も指しますし、民衆で言えば下々から、とも言えますし、頭から一番遠い場所から、とも言えます。
ただ「滅びる」は「生まれ変わる」意味もあることを忘れてはいけません。大変ですが必要な変化とも取れます。

「牀」はベッドでもありますが、昔は玉座的なものでもありました、その意味で「山地剥」は「無意識的」なものが生まれ変わるために脅かされていくイメージもあります。「十二消長卦」では期間的には「太陽 蠍座」と対応します。
突き詰めることで生まれ変わる星座だね。
ただ、「山地剥 初爻」は油断や愚かさから始まる滅びのイメージもあります。結局人は怠惰や傲慢さから学び変わっていくものなのです。





