
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「山地剥 象伝」です。

卦辞は「剝 不利有攸往」はくはゆくところあるによろしからず。
象伝では「象曰 山附地上 剝 上以厚下 安宅」しょういわく さんちにやまふするは はくなり かみもってしもをあつくしたくをやすんず。
どういうこと?象伝では何を言っているの?
下の地がしっかりしていないから山が崩れる、と考えれば偉い人はしっかりと下々の生活を支えるべきだ、というイメージがあります。
なるほど。
「山地剥」は、ひとつ前の「山火賁」で大いに飾り、達成したイメージから考えると、それは崩れ落ちていくイメージです。
一生懸命飾り付けたものも結局剥がれていくのか。
人は右肩上がりであることを望みますが、人生はそんなに簡単ではなく満ち欠けのバランスが必要不可欠です。
「陰」は努力や謙虚さ、結果重視なので、自分をなおざりにしてしまう面があります、その陰が5つあり、上爻のみ「陽」で、無意識的な自分の気持ちが強くあります、そのため、今の自分から変わろうとする本当の気持ちを知ろうとしている意味もあります。
その意味で「山地剥」は、暗殺者が迫るイメージもあります。生まれ変わる、と言うことも意味します。





