かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

山雷頤(さんらいい)

山雷頤

 今回は山雷頤(さんらいい)です。

 

 易の六十四卦の一つです。「頤」は、おとがい、あごのことです。そこから口から入れる、という意味があります。栄養をとって「成長」する、という意味もあります。

 

 内面を表す下三本の「内卦(ないか)」が雷のイメージの「震(しん)」、西洋占星術では確信、自分の殻を破る「火星」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦(がいか)」が山のイメージの「艮(ごん)」、西洋占星術では自分の本当の望み、心地良さ、思い通りにしたいこと、の「金星」のイメージだね。

 

 じゃあ、どんどん成長するのかな。

 

 良い栄養を取ればそうです。

 

 あ、なるほど、これからとる栄養によるのか。

 

 そして、栄養をこれから取る、ということで、成功にたどり着くのはすぐではありません。

 

 そして「口」「あご」「食べる」ことなどに関したことを意味します。

 

 ちなみにタロットカードでは「棍棒の王女(棍棒の従者)」と対応します。

 

 直感が湧き上がってきて、これから何かをしたくなるイメージだね。

 

 そうです、そのためにはしっかり「成長」しなくてはいけません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 出典は「易経」でした。