
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「山風蠱 上爻 象伝」です。

「上爻」は「不事王侯 高尚其事」おうこうにつかえず そのことをこうしょうとす。
象伝では「象曰 不事王侯 志可則也」しょういわく おうこうにつかえず こころざしのっとるべきなり。
他人に仕えるのではなく自分の志にしたがうこと、を言っています。
「山風蠱」の「年上の女に騙される」はやっぱり昔からの使命を乗り越えることを言っているんだね。本当にやりたいことこそ自分の使命って感じかな。
その通りです、ただ、「年上の女に騙される」も象徴的には間違いではないので頭に入れておきましょう。
ただこの「上爻」を見れば「山風蠱」が苦労をしても自分の生き方をしろ、と言っているのが分かりますね。
何で、年上の女性との愛を貫け、じゃないの?
普通の占いは楽することや簡単なことを目指しているからでしょう。
易は君子の占いですからね。
「山風蠱 上爻」は「五爻」に比していることからも自分の強い気持ちを感じますし、下卦の「三爻」と応じていないのも自分の気持ちに随うことの難しさ、そして、成長してみないと自分の気持ちは分からないものですからね。
下卦と繋がっていないのは、成長しないと分からない、成し遂げてみないと分からない境地がある、ってことか。
そういうことです。





