
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「山風蠱 象伝」です。

卦辞は「蠱 元亨 利渉大川 先甲三日 後甲三日」こはおおいにとおる たいせんをわたるによろし こうにさきだつことみっか こうにおくれることみっか。
象伝では「象曰 山下有風 蠱 君子以振民育德」しょういわく さんかにかぜあるはこなり くんしもってたみをすくいとくをやしなう。
本を見ると「年上の女に騙される」とか書いてあったけど。
間違いではないですが、読み方としてはあまりにも狭すぎます、あくまでも一例です、「年上の女」は「以前からの無意識的目的」のようなイメージで、非常に大変なことなので吉凶占いで考える人は苦労したくないので、大変なことは諦めた方が良いと考えそういう読み方になるのです。
易は君子の占いですから、自分の使命に向かって大いに努力し、乗り越えていくことを推奨しているとも言えます。
でも大変なのか、いやだな。
卦辞の「蠱 元亨 利渉大川 先甲三日 後甲三日」は難しいね。
これは「十干」で「甲 きのえ」は事の初め、甲に先立つこと三日は「辛 かのと」宝石のような美しい金属、新しい、新たな、イメージです。そして甲に遅れること三日は「丁 ひのと」ろうそくの火のようなイメージで、丁寧さ、優しさ、などを意味します。
要するに新しいことをするにあたっては、真新しい金属を一から丁寧に加工するように心を一新し、細やかなていないな心遣いが必要だ、と言うことです。
十干って「辛・壬・癸・「甲」・乙・丙・丁・戊・己・庚」かな。「甲」を基準に「丁」と「辛」は3つづつ離れてるね。
そうです、普通は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」って書きますね。
象伝は「上の三線形が艮(山)」「下の三線形が巽(風、木)」と言うことを言っていて、「蠱 君子以振民育德」こ くんしもってたみをすくいとくをやしなう。と言っています。
年上の女に騙される、って感じじゃないね。





