今回は廉頗負荊(れんぱふけい)です。
心から謝罪することです。
漢字から判らないな、負荊(ふけい)は、なんか判るけど。
廉頗(れんぱ)は人名です。
古代中国の趙(ちょう)の国に、廉頗(れんぱ)と藺相如(りんしょうじょ)と言うお偉いさんがいたのですが、とても仲が悪かったので、藺相如(りんしょうじょ)は廉頗(れんぱ)を避けていました。
キライだからかな。
いや、偉い人同士でケンカしてはいけないと、敵につけ込まれてしまう、と藺相如(りんしょうじょ)は考えていたからです。廉頗(れんぱ)はそれを知って心から感動して、上半身裸で茨を背負って自らを罰し謝罪しました。
それ以来、2人はとっても仲良くなりました。
おー!いい話だなー!
あれ?聞いたことあるな。
同じエピソードで刎頚之交(ふんけいのまじわり)って言うのもあります。以前取り上げました。
へー、やっぱそうか。
出典は「史記」でした。