2021-11-12 引喩失義(いんゆしつぎ) 三国志 文選 今回は引喩失義(いんゆしつぎ)です。 自分に都合の良いたとえ話などを持ち出して本質を失った話をすること、不合理なこと、です。 これは「三国志」で有名な諸葛亮(しょかつりょう)が魏と戦いに行く時に皇帝である劉禅(りゅうぜん)に対して書いた「出師の表」(前)の言葉です。 劉禅はだらしない上司の代名詞だよね。ってことは諸葛亮が釘を刺したんだね。 そういうことです。 出典は 諸葛亮「前出師の表」でした。「三国志(蜀史)」「文選」などに出ています。