今回は惟適之安(ゆいてきのあん)です。
自分にとって快適なことをする、自分の満足以上を求めない、ということです。
じゃあ、そうするよ、そこまで言うなら仕方ないね。
って言っても「自分の快適なことをする」は判るけど「自分の満足以上を求めない」って?
人は、自分が求めていないことを周囲の雰囲気に流されて求めてしまい苦しむでしょ。
しっかり自分の価値観を持て、ってことか。
他人に合わせて生きたら、「自分」を忘れて失ってしまいますからね。満足することが出来なくなるのです。
出典は唐の詩人韓愈(かんゆ)の「送李愿帰盤谷序」でした。