今回は憧憧往来(しょうしょうおうらい)です。
往来の絶えないこと、心が落ち着かず往来を繰り返す、ことです。
なんか迷いがある感じかな。
そうですね、「憧憧(しょうしょう)」は揺れ動く、行ったり来たりする、ちらちらする、というような意味です。
ぐらぐら定まらない感じだ。
この言葉は「易経」の「沢山咸(たくざんかん)」の四爻に出ています。
「沢山咸(たくざんかん)」の「咸」には「心」が無いんだね。「感」じゃないんだ。
自覚しない無意識の感じも表現しているのです。
へー。
出典は「易経」でした。