今回は懸河之弁(けんがのべん)です。
よどみの無い弁舌、素晴しい勢いの弁舌、と言うことです。
ちなみに出典の「随書」には『言若懸河』となっています。中国ではこっちの方が通りが良いです。
じゃ、そのままでいいじゃん。
でも日本だと懸河之弁(けんがのべん)の方が通りが良いのです。
「晋書」には懸河瀉水(けんがしゃすい)なんて言葉もあります、同じ意味です。
こうやって考えると、出典っていうのも難しいね。
そうですねぇ。何が正しくて、何が間違いなのかは簡単ではないですね。
出典は「隋書」でした。