今回は戢鱗潜翼(しゅうりんせんよく)です。
世に出ずに備えること、です。
この漢字でそうなんだ。
「戢」は左の部分が「口」と「耳」ですから、近づいて話し合うイメージなどがあるので集まるイメージがあり、右側の「戈」は「ほこ」とも読みますので、武器を集める、おさめる、イメージがあるのです。
だから、世に出ず、備える感じになるのか。
そして、「戢鱗(しゅうりん)」は魚が泳ぐのを止め、「潜翼(せんよく)」は翼を休める、イメージもあるわけです。
なるほど。
出典は「晋書」でした。