抽黄対白（ちゅうこうたいはく）

抽黄対白

　今回は抽黄対白（ちゅうこうたいはく）です。

　美しい配色にすることや、美しい文章を組み立てることです。対立の中で安定することのみを目指すことも意味します。

　美しい文章を組み立てることが、安定のみを求めることにもなるの？

　比喩ですね。

　なるほど。

　日本の資料だと、文章や配色のことが書いてあって、中国の資料だと、ひたすら安定を求める説明が書いてあることが多いです。

　へー。

　出典は柳宗元「乞巧文」でした。