今回は文明開化(ぶんめいかいか)です。
技術、精神の面で進化すること。主に明治時代初期に使われた言葉です。
西欧化の意味が強いよね。
文明って定義が難しいね。文化?
イロイロな意見が有るのですが、ひとつの考え方として「文化」に対して下位概念、原始的なイメージとしての「文明」と言う言葉を使うこともあります。
そう言えば古代文明って言うけど古代文化って言わないな。
日本でも、江戸時代の末から明治時代にの初めに西欧の文化が入ってきて科学技術、や、憲法などの教養や思想もたくさん入ってきましたから、それを「文明開化(ぶんめいかいか)」と言ったわけですね。
福沢諭吉が自分の著書「文明論之概略」の中でcivilizationの訳として使った言葉です。
civilizationは、普通は「文明」と訳されます。
まあ、日本も文明から、西洋文化が入ってきたという感じなのかね。
当時は西洋のものは何でも素晴しい、と言うような風潮があったと言えますね。
出典は福沢諭吉「文明論之概略」でした。