かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

断悪修善(だんなくしゅぜん)

断悪修善

 今回は断悪修善(だんなくしゅぜん)です。

 

 仏教の言葉で悪いことをやめて良いことをすることです。

 

 そりゃ、良いことだね。

 

 当たり前すぎて、もう終わり?

 

 断悪修善(だんなくしゅぜん)は(だんあくしゅぜん)とも読みます。

 

 へー。

 

 言葉の意味は一見簡単ですが、実際にやってみると難しいです、悪は滅ぼすべきか、許すべきか、良いこと、とは一体何か、と考えれば奥深い言葉であることがすぐに判ります。

 

 悪を許す、裁く、は程度問題じゃないの?良いことは良いことでしょ?

 

 その程度問題が難しいですし、良いことは甘やかすにつながることもあり、主観の違いが大きいですよね。

 

 じゃあ、ダメじゃん、諦めよう。

 

 それを追求し続けることが大切なのです。

 

 出典は「原人論」でした。