今回は断悪修善(だんなくしゅぜん)です。
仏教の言葉で悪いことをやめて良いことをすることです。
そりゃ、良いことだね。
当たり前すぎて、もう終わり?
断悪修善(だんなくしゅぜん)は(だんあくしゅぜん)とも読みます。
へー。
言葉の意味は一見簡単ですが、実際にやってみると難しいです、悪は滅ぼすべきか、許すべきか、良いこと、とは一体何か、と考えれば奥深い言葉であることがすぐに判ります。
悪を許す、裁く、は程度問題じゃないの?良いことは良いことでしょ?
その程度問題が難しいですし、良いことは甘やかすにつながることもあり、主観の違いが大きいですよね。
じゃあ、ダメじゃん、諦めよう。
それを追求し続けることが大切なのです。
出典は「原人論」でした。