今回は施餓鬼会(せがきえ)です。
仏教のイベントで、餓鬼(がき)になってしまった人を供養するイベントです。宗派によっては呼び方が違ったり、やらなかったりします。お盆やお彼岸の時期に聞くことが多いですが、時期は決まっていません。
餓鬼(がき)って、すごく飢えている感じは判るけど、何なの?
欲にまみれすぎて、食べてもお腹いっぱいにならず、何をしても満足出来ない状態ですな。まあ、人の欲を戒めている、と言えますね。
まあ、そうなった人を供養するイベントなんだ。
「お盆」も似たような意味で、餓鬼になったお母さんを供養して救う話が元と言われています、そして日本のもとからあった祖先信仰と一緒になったと言われています。
お盆のもとになった話は、中国で作られた創作と言う説が濃厚らしいです。
なんか、そう言うと、あんまりありがたみが無いな。でも「お盆」は有名だよね。
お盆に祖先を供養するのは判るけど、施餓鬼会(せがきえ)で、餓鬼全体を供養するのは何で?
そりゃ、良いことして極楽へ行きたいからですよ。
お盆だけじゃダメなの?
そりゃ、お寺だって商売ですから、そう言うこと言っちゃいけません。気分の問題ですから、したい人はすればいいんじゃないですか。